【参加レポート①】富山を遊びつくしたくなる オンライントークショー ~現役転勤族が語る。私が富山でインスパイアされたコト9選~

総合評価: 4.035 件のレビュー)
Tポーズで集合写真

突然ですが、みなさんは転勤生活を楽しんでいますか?
辛いことのほうが多いでしょうか?


孤独や不安を感じたり、気持ちが落ち込んでしまうこともある転勤生活。
本当はもっと楽しめたらいいのに…そう思っている方もたくさんいるのではないでしょうか?


今回は、そんな悩める転勤族のみなさんに向けた富山県主催のイベント「富山を遊びつくしたくなるオンライントークショー ~現役転勤族が語る。私が富山でインスパイアされたコト9選~」に参加してきました。


富山にご縁のある現役転勤族3名をゲストに迎え、転勤族から見た富山の魅力や、転勤生活の楽しみ方を教えてもらえるというこちらのイベント。


転勤生活に疲れてしまったとき、それをどう乗り越えたのか、どんなふうに転勤生活を楽しんでいるのか
たくさんのヒントが詰まったゲストのお話やイベントの様子をご紹介します!



「E-TENKI」登録者100人突破記念イベント!


富山を遊びつくしたくなるオンライントークショー

今回のオンライントークショーは、とやま転勤族コミュニティ「E-TENKI」の登録者が100人に突破したことを記念して開催されました。


「E-TENKI」とは、転勤で富山に住んでいる方、これから富山に転勤になる方、富山転勤歴がある方など、富山にご縁のある転勤族のみなさんがLINEオープンチャットで交流できるオンラインコミュニティ


私もコミュニティに参加していますが、病院や学校など地域情報から、グルメ情報や「ここに行ってきました!」という写真付きの観光情報まで、日々活発に情報交換が行われています


今回のオンライントークショーの主催であり、「E-TENKI」も主催している富山県ウェルビーイング推進課の牧山課長からは、「富山県では、富山に関わるすべての人を巻き込んだ『幸せ人口1000万~ウェルビーイング先進地域、富山』を掲げて課題に取り組んでいます。富山にご縁のある転勤族のみなさんにも、「E-TENKI」を活用したり、今回のイベントのような形で交流していただき、富山生活をより楽しんでもらいたいと思っています。」というお話がありました。



共通点は“富山が大好き!”個性豊かなゲスト紹介


今回のゲスト3名は、住んでいる場所も転勤経歴もバラバラ。


1人目のスピーカー【おりたみゆき】さんは、山口県在住の転勤妻です。
旦那さんの転勤に帯同して17年、7回もの引っ越しを経験されてきました。
現在高校生のお子さんと3人暮らし。ご自身は、旦那さんの定年まで転勤についていく!と決めているそう。


おりたみゆきさん

辛い時期もあった転勤生活でしたが、「飾り巻き寿司講師」になったことがきっかけで楽しめるようになったとのこと!
どんな経緯があったのか気になりますね。


続いては、【富山にとばされた男たち@KOYA】さん
名前からしてインパクトがありますが、その名の通り転勤で富山に来た20代の単身男性です。


KOYAさん

学生時代ユーラシア大陸を旅する中で、富山と栃木以外の日本人とは友達になったというKOYAさん。新社会人生活は知り合いのいない土地で、と富山に拠点のある会社へ入社したそう。


「富山には何もない」のではなく、単に遊ぶ友達がいないのだ、という信念のもと、若者たちに“集まる場”を提供して、大人が本気で遊ぶイベントを次々と企画しています。
「富山はポテンシャルに満ちている!」というKOYAさんのお話も楽しみです。


3人目のスピーカー【トネちゃん】さんは、「E-TENKI」の管理人。
転勤妻として初めて住んだ土地が富山でしたが、現在はタイのバンコク在住。
富山を離れても「E-TENKI」内で富山情報を発信しながら富山とつながり続けています。


トネちゃんさん

初めての転勤、幼い子連れ、冬の曇天…と、引きこもるしかなかった転勤当初の富山生活は軽いウツ状態だったそう。
そこからふとしたきっかけで、富山の好きが増えていったと話します。


5年間の富山暮らしで見つけた富山の魅力や、大自然の中で子育てする楽しみをお伝えしてくれるそう!


また、今回進行を務めるのは、一般社団法人TENKIN LABの【松田悠】さん
単身で、夫婦で、子連れで、と転勤生活を過ごしたのち、現在は出身地である富山にUターンして暮らしています。


ゲストとナビゲーター

ゲストスピーカー3名とナビゲーターの松田悠さん(左下)


転勤ウツで悩む転勤妻たちを地域、社会とつなげるべく、こちらのウェブマガジン「転勤ノオト」での情報発信や、地元企業、自治体との取り組みにも力を入れている松田さん。
元転勤族であり、富山が地元ということで、“転勤”“富山”というキーワードで今回のトークショーをナビゲートしてくれます。


三者三様、転勤への思いも、立場も異なるゲストのみなさんですが、共通しているのは、「転勤で過ごした・過ごしている富山が大好き!」ということ。
そして、転勤生活を楽しんでいる姿からは想像できないですが、みなさんも悩みや辛い時期を乗り越えて今があるということ。


「飾り巻き寿司」「大人の本気の遊び」「転勤ウツ」…自己紹介から気になるワードが並び、このあとのトークが楽しみです!



「私が富山でインスパイアされたコト9選」


トークショーでは、ゲスト3名それぞれの「富山でインスパイアされたコト」を切り口にお話が進められていきました。


インスパイアとは、ひらめかせたり刺激を与えたりすること。
富山で過ごしているなかでターニングポイントになった出来事や、なにかを考えさせられるきっかけになったことを9つ挙げていただき、参加者が気になる話題から時間の許す限りお話してもらいました。


【おりたみゆき】さんの9選↓


おりたさん9選

【KOYA】さんの9選↓


KOYAさん9選

【トネちゃん】さんの9選↓


トネちゃん9選

本当はみなさんの9選すべてのお話を聞きたいところでしたが、今回のトークショーでは参加者のみなさんがとくに気になった以下の話題を中心にトークが繰り広げられました。


【おりたみゆき】さん・・・「半月板損傷」(!)「転妻ブランディング」「飾り巻き寿司」「ママスキーハウスで転妻会」


【KOYA】さん・・・「若者の流出・家にこもるヤング」「にぎり寿司」「立山連峰の伏流水」「九州では降らない雪」


【トネちゃん】さん・・・「スーパーの魚」「パン屋さんと涙」「恒例のお餅つき」


どうですか?思わず聞きたくなってしまうキーワードばかりではないですか?
面白そうな話題はもちろんですが、やはり少しネガティブな話題も参加者のみなさんの気になるところ


辛く苦しい状況からどう立ち直って転勤生活を楽しんでいるのか?富山を遊びつくすポイントは?!
レポート後半では、深堀したトークの内容をご紹介していきます!


→後半へつづく


文:あずま るに / ライター / 焼き菓子のお店única(ウニカ)店主


※あずま るにプロフィール:東京出身。お菓子作りの夢を追って富山に来たのが7年前。農家でのお菓子作り、富山県移住相談員を経て、第一子の育休中にフリーライターに転身することを決意。店舗を持たない小さな焼き菓子店との“二足のわらじ”に挑戦中。
生粋の富山男子である夫、3歳と0歳の娘たち、甘ったれ茶トラ猫と暮らしています。


関連記事