転勤で引っ越す場合、引っ越し費用を支給してくれる会社が多いと思います。
その際、引っ越し業者の見積書を数社分集めて、一番安い業者にお願いするという決まりの会社もあるのではないでしょうか?
私の夫の勤務先でもそのような決まりがあり、見積書を集めるのに意外と苦労しました…
そんな筆者が、見積書集めをスムーズに進めるコツを3つご紹介します。
あらかじめ知っておくと、苦労せずに見積書を集められるはずですよ!
一括見積もりサイトを使う
一社ずつ、公式ホームページから見積もり依頼をするのは地味に面倒ですよね。
そんなときは、複数の引っ越し業者へ一括で依頼できるサイトを利用しましょう。
情報を一度入力するだけで簡単に複数社に依頼でき、時短になりますよ。
ただ、実際に使ってみると、「繁忙期の一括見積もりは行なっていない」という業者も。
ですが、サイト側が見積もりの依頼先をいくつか提案してくれるので、自分たちでは候補に入れていなかった業者を知るきっかけにもなります。一度は使ってみる価値アリですよ。
訪問見積もりの順番を工夫する
引っ越し業者選びが進んでくると、実際に業者に来てもらって見積もりをする「訪問見積もり」をお願いすることになります。
もしも「この会社にお願いしたい!」という引っ越し業者があれば、訪問見積もりをしてもらう順番が重要です。
複数社に訪問見積もりを依頼する場合、第一希望の業者の訪問見積もりは「最後に」お願いしましょう。
なぜなら、勤務先の会社が業者を決定する基準は「安さ」だから。第一希望の業者には、他社よりも見積もりを安くしてもらう必要があります。
そのため、まずは他の業者の見積書をもらい、それを第一希望の業者に見せ、他社より安くしてもらえないか交渉してみましょう。
他社の見積書を見せれば、対応してくれることが多いですよ。
見積もりを辞退されたら書面でもらう
「見積書なんてすぐ集まるでしょ」と甘く考えがちですが、実はそうとも限りません!
引っ越しが集中する3~4月はすでに予約がいっぱいで、見積り自体を断られてしまうケースも珍しくないんです。
必要な数の見積書がなかなか集まらないとなると、焦ってしまいますよね。
そんなときは、「見積もりを辞退する」旨を書面でもらうのがおすすめ。
書面であれば、そのまま会社に提出できます。
最終的に必要な数の見積書を集められなくても、「集める努力はした」という証拠になりますよ(認められるかは会社によるので、勤務先に確認してください)。
書面のもらい方は、「見積もり辞退の旨を書面でいただけないでしょうか」とお願いするだけでOK。メールや見積辞退書など、ほとんどの業者は対応してくれます。
通常、見積もり辞退のやりとりは電話で完結してしまうことが多いです。
そのため、引っ越し業者から電話で見積もり辞退の連絡が来た際に、「今話した内容をメールで送ってください」とお願いするとスムーズ。こちらから再度お願いする手間が省けますよ。
いかがでしたか?
簡単なようで、意外と手間のかかる見積書集め。
今回ご紹介したことを実践して、業者選びをスムーズに進めましょう!
~記事はあくまでも一例です。tenkin-noteは、転勤族の転勤が「転機」に、そして楽しい転勤生活になるよう応援しています。~
文:ひぐれ あい / ライター / ブロガー
※ひぐれ あいプロフィール:福島出身。結婚を機に夫の住む新潟へ転居。半年後、夫の転勤で金沢へ。2年間金沢で過ごし、再び新潟へ転勤。趣味として、転勤先の魅力などを発信するブログ「転勤ひぐぴ」を気ままに更新中。夫婦ふたりで転勤ライフを楽しんでいます。