どうする?転勤妻の自己紹介

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転勤族が引っ越しのたびに経験する、初めての土地、初めての環境、初めての人。

そんな初めてにつきものなのが「自己紹介」。


新居でご近所さんへのごあいさつや、お子さんの幼稚園、保育園の転園、転校先で出会う先生方や保護者の方々、パートなどの新しい職場。転勤族になると、いろいろな場面で自己紹介をする機会がより増えていきます。しかし、そもそも人前で話すのが苦手、緊張して上手く言葉が出てこない…何を話したらいいの?と悩んでしまうことありませんか?

私自身も、引っ越し、転園、転校を重ねる中で、たびたび自己紹介を経験してきました。ですが、大人でも、親になっても、まったく知り合いがいない場所での自己紹介は、何度経験しても緊張してしまいます。そんなドキドキの場面でも、好印象を持たれ、出会いにつながるような自己紹介ができたら、少し自信を持って新しい場所へ足を運びやすくなるかもしれません。

今回の記事では、【自己紹介のコツ3選】を私自身の経験とともに、転勤族ならではの視点からお伝えしていきたいと思います。

 

コツ①「転勤」そのものを話題にする


転勤族にとっては身近にある引っ越しですが、生まれた時からずっと地元で暮らしている人にとっては、「転勤による他県への引っ越し」は未知の世界。転勤生活ってどんなもの?知らない場所に住むってどんな感じ?と、興味を持ってもらえるかもしれません。

今まで転勤で暮らしてきた地域や地名、移動してきたルートや転勤のペースなど、転勤族だからこその経験談は、自己紹介で印象に残るエピソードになることも。同じ出身地の人だとわかって話しかけるきっかけとなったり、転勤族の仲間を見つけることができる可能性もあります。

新しい場所での自己紹介は、相手に自分を覚えてもらういいチャンス!転勤族ならではの特徴をアピールしてみてはいかがでしょうか?

 

コツ②好きなこと、趣味、得意分野を話す


自己紹介に、最近ハマっていることや、好きなスポーツや趣味などを取り入れてみるのはいかがでしょうか?

自分の得意分野は、転勤族に限らず、どんな人でも楽しい気分で話せる話題。自然と素の自分を出せたり、笑顔やリラックスした様子は、お互いに緊張感がほぐれて、話しかけやすい雰囲気となるかもしれません。


例えば、ネイルやアロマ、ヨガが好きとか、転勤先で見つけたアウトドアの趣味や、色んな土地に転勤したことで触れるようになったスポーツなど、人は一緒に盛り上がれるような共通点があると、ぐっと距離が近づきます。

同じ喜びを共感できる相手がいることは、日々の中に笑顔が増えて、転勤生活を楽しめるようになるのではないかと思います。

 

コツ③相手やその土地の話題を話す


新しい場所に引っ越した場合、自己紹介でその土地や住んでいる方々についてお話しするのも、おすすめです。

例えば、「この土地の有名な〇○料理が大好物です」とか、「観光地の○○に家族で訪れるのが楽しみです」や「この地域の方の○○なところが好きです」など、引っ越した先での身近な話題は、初めて会う人とも気軽に話せる内容かもしれません。

また、新しい土地のことが分からない状態の時は、「おすすめの美味しいお店は?」「子連れに人気のスポットは?」「病院はどこがいいの?」と地元の方に質問するのもいいですね。ネットや情報誌には載っていない、よりリアルな情報を教えてもらえたりと、その土地の方とのコミュニケーションを深める良いきっかけができるように思います。

 

また、新しい環境で人間関係を作りたい時、相手との距離をちぢめたい時などに、有効なコミュニケーションスキルに、相手を「褒める」というのがあります。興味や好意を持った相手の事って、知らない間に目で追っていたり、自然と観察していることありませんか?


その中で、相手の良い所、素敵だなと思う部分を発見した時には、ぜひ素直に言葉に出して伝えてみて下さい!すると、相手にもこちらの気持ちが伝わり、より良い関係作りにつながるかもしれません。

 

今回ご紹介しました「自己紹介のコツ」。

こちらは、大人、そして親の立場だけでなく、お子さんにも応用できるのではないかと思います。お子さんが転校した時の自己紹介やお友達作り、お子さんの習い事を探す時などにも、活用してみてはいかがでしょうか?

 

~記事はあくまでも一例です。tenkin-noteは、転勤族の転勤が「転機」に、そして楽しい転勤生活になるよう応援しています。

文:上村美樹/ライター/コミュニケーショントレーナー

上村美樹のプロフィール:結婚後、14年間で4回の引っ越し。転園や転校も経験しながら、夫、息子二人(中1、小4)と暮らしています。モットーは、「ママこそ自分を大切に」孤独や子育てに悩むママの力になりたい!そんな思いでライター、コミュニケーショントレーナーとして活動中。

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