みなさんは、この暑さと湿気とどのようにつき合っていますか?
転勤して住む地域が変わると、
気候の違いにとまどうのは私だけでしょうか。
私は関東の出身なので、富山に転勤して初めての梅雨どき、湿気に耐えられず電気屋に走りました(笑)。
さらに、北陸は梅雨や夏だけでなく、冬の湿気もスゴかった(笑)。
気づいたらマットレスの裏にカビが生えていました(笑) 。
就寝時の寝室では、体温と部屋の温度の差で結露がおき、
カビになるそうです。
富山の転勤族仲間とは「マットレスにカビ」は、共通の話題でした。
できれば荷物を増やしたくない転勤族の私ですが、
必要にせまられて、除湿器を購入することにしました。
でも、除湿器って値段もピンキリ、機能もさまざまで、
どう選んだらいいの?!と迷いますよね。
実は私は自称“若干のメカ好き”(笑)。
機能や価格を調べて比較するのが趣味なので、
除湿器について簡単にご紹介します。
除湿器の種類
除湿器は除湿の方法によって、大きく3つの種類に分けられます。
【コンプレッサー式】
→気温が高いときに除湿能力が上がる。
電気代が安い。1時間当たり175W(約4.7円)/190W(約5.1円)※下記参考商品参照
価格1万円程度~
参考製品(CV-L71 | 除湿機:シャープ (jp.sharp))
年中温かい地域や、梅雨時の除湿効果を望んでいる方に適しています。
【デシカント式】
→気温が低いときに除湿能力が上がる。
電気代が高い。1時間当たり590W約18円※下記参考商品参照
価格1万円程度~
参考製品(サーキュレーター衣類乾燥除湿機 KIJDC-L50 / IJD-I50 | アイリスオーヤマ (irisohyama.co.jp))
雨や雪の多い地域に適しています。
【ハイブリッド式】
→上記二つのいいとこどり。
気温に関係なく除湿できる。
ただ一番サイズが大きめなので場所をとる。
電気代は、春夏はコンプレッサー式(175W約4.7円/190W約5.1円)、秋冬はデシカント式(590W約18円)と考える。
価格5万円程度~
参考製品(F-YHUX120 | 商品一覧 | 衣類乾燥除湿機 | Panasonic)
とにかく年中除湿効果を求めたい方に適しています。
私は、本体にも電気代にもお金をかけたくなかったのコンプレッサー式を選びました。
梅雨の時期は、除湿器をサンルームにおけば、洗濯物がすっきり乾いて大活躍!
しかし、冬は洗濯が全く乾かず、富山の冬の湿気を甘く見ていたことを思い知らされました。
考えた末、冬の洗濯物はエアコンの効いた暖かいリビングに洗濯物を干し、その下でコンプレッサー式除湿器を回して解決。
現在は関東在住ですが。
雨の日は、家族五人分の洗濯が乾かないので今でもコンプレッサー式除湿器は大活躍しています。
ちなみに、簡単で便利な「浴室乾燥」ですが、電気代はドライヤーを使っているのと同じくらい(1時間30~50円)といわれていますので、電気代が高くつくので要注意!
関東出身なので、
馴染みのなかった除湿器ですが、今ではすかり必需品です!
わが家はコンプレッサー式除湿器で富山生活を乗り切りましたが、
冬の結露のひどさと、6年半という長期間いることがわかっていたら、
本体代が高くてもハイブリッド式を選ぶという選択肢もあったかな?と少し後悔しています。
みなさんも、地域や住まい、ライフスタイルに合った除湿器を、
ぜひ探してみてくださいね!
~記事はあくまでも一例です。tenkin-noteは、転勤族の転勤が「転機」に、そして楽しい転勤生活になるよう応援しています。~
文 はるな/ライター
※はるなプロフィール:三児の母。大学では臨床心理学専攻。卒業後、家事代行会社勤務。スタッフ研修、管理担当。物心ついたころから家事が好き。「HaRu.」としてアクセサリーも手がける。好きなことは美味しものを食べること、体を動かすこと。