赴任期間が長い転勤族のメリットとデメリット

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赴任期間の長い転勤族のメリットデメリット

転勤族のみなさんの転勤周期はどのくらいでしょうか?
筆者の夫の職場では2年ごとに転勤により引っ越していく人が多いです。
そんな中、我が家は丸9年同じ赴任先にいます。
長期間同じ赴任先にいる私が感じるメリットとデメリットについてお伝えします。



長期間転勤がない場合のメリット


長期間転勤がない場合のメリット

転勤が中々ない場合のメリットは、なんといってもディープな観光ができること。
旅行が好きな人に転勤族はもってこいですが、普通の旅行よりもより掘り下げた観光地にいけます。
我が家も住んでいる都道府県だけでなく周辺県のイベントにも遊びに行きました。
体験や経験をたくさんしたいという方には、長期間転勤がないのはメリットといえます。


さらに、長期間転勤がないことによって顔見知りが増えます。
我が家はご近所さんや子どもの繋がりなどで友人や知人が増え、近場でキャンプをしたりおさがりをいただいたりと短期間の赴任では経験できないことを楽しめました。



長期間転勤がない場合のデメリット


長期間転勤がない場合のデメリット

長期間同じ赴任先にいることによって物がとても多くなります。
我が家の場合、男女の兄妹が妊娠中から小学生へ成長するまで転勤がなかったため、量は膨大なものとなりました。
服だけでなく、幼少期のおもちゃ、絵本は転勤というきっかけがなければ中々、処分ができません。
そのため物が増えた状態で今に至ります。
転勤族の友人を家に招いた時には、あまりの物の量に驚かれたことがあります。


また、もう1つのデメリットとして長期間転勤がないため役員などが断れなくなります。
子ども関係で役員を頼まれそうになっても「転勤族でしかも転勤時期が年度の間どこであるかわからない」と断ることがありました。
しかし転勤がないこと数年・・・
町内の役割は年度内に終わらすことはできましたが、そろそろ転勤かな…?と思ったタイミングで断ってもしばらく転勤がない場合は、気まずく感じることもありました。



いつでも転勤できる準備を!


いつでも転勤できる準備を

長期間の赴任とはいえ、転勤がないわけではありません。
そのため、物を処分して引っ越しの準備を楽にする必要があります。


また役員は小学生になると必須の場合もあるので、転勤が決まった先で早めに引き受けておくといいでしょう。
役員になることは時間も手間もとられるというマイナスの面だけでなく、転勤先の情報や我が子の学校での様子を知れるというプラスの面もあります。
「転勤が長期にわたってない。」
「役員を今更引き受けたくない。」となる前に早めに立候補することをオススメします。


転勤はいつあるかわからないもの。
1年未満で転勤がある方もいれば我が家のように長期間動かない家庭もあります。
どんな場合でも快適に生活できるように物を極力減らしつつ、思い出も作って悔いのない転勤生活を送りましょう。




~記事はあくまでも一例です。tenkin-noteは、転勤族の転勤が「転機」に、そして楽しい転勤生活になるよう応援しています。~


文:藤あやの/ライター/宅建士


※藤あやのプロフィール:石川県出身。大学進学と同時に東京へ出て就職は都内の大手不動産業に従事。8年間の東京生活を経た後、石川県へ戻り結婚。夫が転勤族なため在宅でも働けるライターの仕事を細々とおこなう。

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