転勤しながらできる!家族の趣味の見つけ方

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転勤で新しい所へお引越し。やっと住み慣れてきた家や、仲良くなったお友達ともお別れするなんて…と気持ちが沈んでしまう方も多いのではないでしょうか?

孤独やさみしさを感じる転勤生活の中で、唯一気楽に話せたり、心の支えとなるのは、家族ではないでしょうか?その家族が、同じ時間を共有して、一緒に楽しみを味わうことができたら、転勤生活もプラスに感じることが出来るようになるかもしれません。

今回は、転勤族だからこそ!「家族で楽しめる趣味の見つけ方」についてご紹介していきます。

①お子さんと一緒に、ご当地グッズ集め


わが家は、16年間で5回の引越し。色んな都道府県へ足を運びましたが、子供たちが夢中になっていたのが、ご当地グッズです。キャラクターのキーホルダーやぬいぐるみ、ご当地ガチャを見つけては、いつも盛り上がっていました。



現在では、「ご当地モケケ」を集めています。モケケは全国に、たくさんの種類で展開されている、ゆるキャラのぬいぐるみ。長男が修学旅行で新潟県へ行った時、「トキのモケケ」を次男へのお土産で買ってきてくれたのが、はじまりです。高速のサービスエリアや観光地のお土産コーナー、駅や空港などで見たことあるかも?という人もいるかもしれませんね。

モケケの色や姿、形はさまざまで、都道府県の特徴にあわせて作られています。このモケケ、なんと腕の先についているボタンとひもで「手をつなぐ」ことができるんです!転勤して離れても、みんなつながっているよ♡そんな風に感じて、心をつかまれてしまいました。次は、どんなモケケに会えるかな?と、旅の楽しみとなっています。

それから以前、転勤で滞在していた静岡県では、富士山をモチーフにした「adidas」ならぬ「Fujides」Tシャツを着て、静岡観光を満喫したという思い出もあります(笑)



ご当地グッズや食べ物などは、地名入りのものや、限定味のお菓子もたくさん!

お土産から県名や地名を覚えていったり、他の地域に興味を持ったり、お子さんが転勤先の土地を楽しめるようになる、きっかけの1つになるかもしれません。

②旅行時間を楽しむ


今まで行く機会がなかった所、興味のなかった所でも、転勤したからこそ、その地域が身近になった、という経験もあるかと思います。わが家では、引っ越し後、まずは、住み始めた土地周辺の有名観光地へ出かけるなど、その地域を知ることから始めるようにしています。

例えば、お仕事がお休みの日には、隣の県へ足を延ばして、道の駅や日帰り温泉を訪れたり。サクッと手軽に楽しめますし、プチ旅行気分を味わいながら過ごす時間は、気分転換にもなるのではないでしょうか。



転勤による引越しを、もう何度も経験されている上級者さんには、何か「テーマ」を見つけながらのお出かけも良いかもしれません。

例えば、お寺や神社が好きな方は、日本各地で参拝しながら、御朱印集めをするのもいいですね。私の友人は、海外転勤の際、世界にある人気カフェのマグカップを国ごとに購入して、自分へのおみやげにされていました。その国や地域を訪れた記念のグッズを、インテリアとして飾ったりするのも、素敵な思い出の楽しみ方になりますね。ちなみにわが家では、お気に入りの道の駅があり、そこのパン屋さんや野菜を目あてに、お出かけの計画を立てることもあります。

自分や家族の好きなもので、テーマに沿って行く場所を決めたり、観光ルートをみんなで相談しながら決めたりするのも、家族の会話が自然と増えるいい機会になるでしょう。

新しい転勤先は、自分から望んで住むことになった所ではないかもしれません。ですが、その場所で暮らす間、新しい体験や刺激があったり、充実した時間を過ごすことができると、日々の生活も前向きに送れるようになるのではないかと思います。ぜひ、家族の趣味を見つけて、転勤生活を笑顔で過ごしていきましょう。

~記事はあくまでも一例です。tenkin-noteは、転勤族の転勤が「転機」に、そして楽しい転勤生活になるよう応援しています。

文:上村美樹/ライター/コミュニケーショントレーナー

上村美樹のプロフィール:結婚後、16年間で5回の引っ越し。転園や転校も経験しながら、夫、息子二人(中2、小5)と暮らしています。モットーは、「ママこそ自分を大切に」孤独や子育てに悩むママの力になりたい!そんな思いでライター、コミュニケーショントレーナーとして活動中。

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