引っ越しをして、ある程度部屋も片付いた。
さて地域の情報を知りたいと思って、ネットで検索をしてもある程度の情報は得られても、なかなか知りたい情報が得られない。
そんなときは地元のおばあちゃんとお話してみましょう。
どういうきっかけで仲良くなれるの?!
スーパーでの買い物やお散歩中など、「話しかけられた時」がチャンスです。
子どもと一緒に歩いていると、おばあちゃんが話しかけてくれること、ありませんか?(笑)
また、地域のイベント(町内会がある地域であれば町内会のイベントに参加してみる)や、地場食材の市場等に出かけてみると、おばあちゃんに出会える確率が高まります(笑)。
相手がおばあちゃんだと、なぜかリラックスして話ができます。
私の経験からですが、おばあちゃんとの距離を近づけるコツは2つあります。
1つ目は、時間が許す限りおばあちゃんとの会話を楽しむこと。
2つ目は、思い切って「相談」してしまうことです。
「転勤で引っ越してきばかりで、スーパーや病院など何もわからないので教えてください。」
「今度この子が入園する幼稚園選びで迷っています。」など、具体的に相談してみると、親切に教えてくれることが多いです。
※コロナ禍の中、他人と話すというのも難しい環境になってしまいました。感染対策に則り判断してください。
どんなことを教えてもらいやすい?!
私自身がとても助かったのは、
- スーパーの情報
- 地場の食材のレシピ
- 幼稚園や近所の病院などの評判
でした。
スーパーの情報は特に助かります。
オープンと同時に行けばおつとめ品が買えるとか、魚の鮮度といえばあそこの魚屋さんだとか。
チラシでは手に入らない情報をたくさん教えてもらえます。
転勤をしていると、見たことがない食材に出会うことが多いですよね。
それが転勤族の楽しみでもありますが、地場ならではの食材はネットで調べてもレシピがあまり無く、同じパターンになってしまいがちです。
おばあちゃんたちは、様々なレシピ、素材を活かした調理方法を教えてくれるので、地場の食材を楽しむことができます。
お雑煮やおでんの具が地域や家庭によって異なることも、おばあちゃんに教えてもらいました。
長男の幼稚園を決めるときは、決定的な決め手がなくとても悩みました。
そのとき相談したおばあちゃんに
「そこの幼稚園は、昔から教育もしっかりしているけど、のびのびとした良い幼稚園よ。」と、何十年も前からの評判を教えていただきました。
それが決め手となり、幼稚園を決めることができました。
長男長女と二人通いましたが、長年の評判通りの幼稚園で、私も子供たちも卒園しても大好きな幼稚園です。
その土地で生きてきた経験、ネットワーク、家事や子育ての知恵は、ネットからは得ることができない情報をたくさん教えてくれます。
また、比較的時間があることや、人生の大先輩であるおばあちゃんには、
ママ友には聞きにくい家族のことや育児ことも相談することができます。
長い人生経験にもとづいたふとした一言に、勇気づけられることもたびたびありました。
温故知新。新しい気づきもたくさんあります!
地元のことを知りたければ、おばあちゃんに聞くべし!
~記事はあくまでも一例です。tenkin-noteは、転勤族の転勤が「転機」に、そして楽しい転勤生活になるよう応援しています。~
文:はるな/ライター
※はるなプロフィール:三児の母。大学では臨床心理学専攻。卒業後、家事代行会社勤務。スタッフ研修、管理担当。物心ついたころから家事が好き。「HaRu.」としてアクセサリーも手がける。好きなことは美味しものを食べること、体を動かすこと。