お花は大好きだけど、転勤族は引っ越しがあるから、たくさんは持てない。そんな時にお勧めなのが花の寄せ植えです。好きな花ばかりをギュウと植えて、お気に入りの一鉢を作ってみましょう。
ポイントをおさえて、素敵な寄せ植え作ってみましょう!
基本的にはお気に入りの鉢に、好きな花を植えれば良いのですが、ちょっとポイントを押さえればもっと素敵な寄せ植えが出来ます。お店に行き、季節の花の中から好きなものを選びます。この時に、花の色を2色くらいに抑えて選ぶと花色が合わせやすいです。もしくは、青系、赤系などの同系色で花をそろえても良いでしょう。花や葉っぱの色、形。組み合わせは無限です。自分のお気に入りを見つけてくださいね!
見た目だけではなく、「水が好き」や「日向が好き」などの植物の性質も合わせた方が、健康的で長持ちする寄せ植えになります。ビニールポットについているラベルにも、育て方が書いてあるので参考にしてください。その年だけで終わってしまう1年草や、来年も咲いてくれる多年草もあります。区別が難しい場合はお店の方に詳しく聞いてみると良いでしょう。
植物と季節にもよりますが、一度植えて上手に管理すれば半年近く楽しめる寄せ植えが出来ます。ただ、十分に楽しんで、花もあまり咲かなくなってしまい、植物が枯れてきたら植え替えの時期かもしれません。枯れてしまった花を抜き取って、また新しい寄せ植えを作りましょう。
植える鉢の選び方も大事!
素敵な鉢が1つ有れば、季節を変えて寄せ植えを作れます。素焼きの鉢もいいですが、引越しの多い転勤族には割れる心配がなく軽い、ブリキやプラスチックの素材の物がおすすめです。アメリカンやアンティークな雰囲気のものなど、形や素材、大きさも様々。最近はプラスチックのものも色々な色の物があるので、ホームセンターなどを探してお気に入りの一鉢を探してみましょう。
1鉢しか持てないのであれば、ストロベリーポット(もともとはイチゴの栽培に使われていた鉢の形で、以下写真)に色々な植物を植え込むのも楽しいですね。
寄せ植え連れて、お引越し!
引っ越しの際には、大きなビニール袋で鉢ごと包んで口の部分をテープなどで止めて、土がこぼれないようにします。ダンボールに入る大きさなら、ビニール袋で包んでから入れれば花が痛む心配もありません。
引っ越し先でも玄関先に素敵な寄せ植えを飾っていれば、花好きのお友達もできるかも。かわいいお花を育てて楽しみましょう!
~記事はあくまでも一例です。tenkin-noteは、転勤族の転勤が「転機」に、そして楽しい転勤生活になるよう応援しています。~
写真・文:えのきど かおり/造園施工、園芸講師
※えのきど かおりプロフィール:3児の母。妊娠中に、2回の引越し経験あり。現在は子育ても一段落して、東京郊外で農家と植木屋さんをやってます。畑で出来た季節の野菜や果物で、ジャムやお菓子を作って地元の直売所で販売中。もっかの悩みは断捨離できない事。