【開催報告】1月転勤族ママ交流会 keyword:〈支えあい〉

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今シーズンは雪降らないのかな~と期待半分、寂しさ半分でいたところ、富山にもようやく雪らしい雪が降りました。


2023雪

全国的にも大寒波が押し寄せてきましたね。
みなさんのお住まいの地域では、雪や凍結による被害は出ていないでしょうか?
どうか、あたたかくしてお過ごしくださいね。


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さて、2023年最初の「転勤族ママ交流会」を1月25日に開催しました。
今回の大寒波の影響で、この日富山では大雪予報…。
急遽、オンラインでの開催に切り替えることになりました。


オンライン開催になったご案内を転勤ノオトのLINEや「とやま転勤族コミュニティ E-TENKI」に流したところ、前日にもかかわらず全国各地の転勤ママからたくさんの参加表明が!
保育園や幼稚園が休園になったり、オンラインなら参加したい!という遠方ママのご要望と見事にマッチしたんですね。
今回は、耳だけ参加の方も含めて8組の方にご参加いただきました。


オンライン開催

いつものママ会と同じく、自己紹介しながら今話したいこと、聞きたいこと、困っていることなどをそれぞれシェア。


「小さな子どもがいるなかで雪かきするにはどうすればいいの?!」と、まさに今困っているママからのSOSには、先輩ママたちが体験談で応えてくれました。


まずは子どもにスキーウェアを着せて、車に乗せたり(※エンジンは切った状態で安全を確保しています)ソリに乗せて小さなスコップを持たせてあげたり。
なるほど!という工夫が満載で、質問したママも「このあとチャレンジしてみます!」とうれしそう。
ひとりで考えていても思いつかないようなアイデアを聞けるのが、この転勤ママ会の醍醐味だなぁとつくづく感じます。


その後、話題は転勤ママのキャリアについて。


もともとバリバリ働いていたけれど、転勤帯同や出産で転職せざるを得なくなってしまったママ。
まだまだ自分だってキャリアを積みたいのに、旦那さんばかり自由に働き方も時間の使い方も選べることにモヤモヤしてしまう…というお話がありました。


これには、参加しているみなさんから共感の嵐。
わかる、わかる。つらいよね。私も同じ経験をしたよ。
みなさんからそんな声が上がりました。


お子さんが少し大きくなった先輩ママは、


「今がんばっている子育てや時短の仕事だって、必ず自分の糧となるよ。
細切れのキャリアでも、ちゃんと評価してくれる場があるから、大丈夫。」


「子育ての時間ってなににも代えがたいもの。
大変なことも多いけど、こんなかわいい姿をそばで見られない旦那さんはかわいそう、ぐらいの気持ちで(笑)思いっきり楽しんで!」
とお話ししてくれました。


ご自身も同じようにキャリアを絶たれた経験から、今はキャリアコンサルタントとして働いているというママも。
「がんばって。応援してるよ。ってどうしても伝えたくて。」と、ご自身の経験を振り返りながらお話してくれました。


参加してくれたみなさんから、本当にあたたかい言葉や共感が生まれ、思わずみなさんの目からも涙が…。


きっと、過去の自分や今まさに悩んでいる自分とリンクして、この場で同じ気持ちを共有できたのではないでしょうか。


1月転勤族ママ交流会

今回オンライン開催となったことで、いつもよりお子さんの年齢も幅広かったり、地域もバラバラだったためか、「転勤」についてより深掘りしたお話ができたのかなと思います。


「孤立感が強い」とお話ししてくれたママも、この転勤ママ会を通してつながりを感じてもらえたらうれしいです。


みんな同じように苦しかったり大変だったりしながらも、それぞれの場所でがんばっているんだ、とスタッフも終始感動しっぱなし。


この場に集まった仲間と、励ましあって、支えあって、また明日からがんばろう、と思えるようなあたたかい会となりました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!


文:あずま るに / ライター / 焼き菓子のお店única(ウニカ)店主


※あずま るにプロフィール:東京出身。お菓子作りの夢を追って富山に来たのが7年前。農家でのお菓子作り、富山県移住相談員を経て、第一子の育休中にフリーライターに転身することを決意。店舗を持たない小さな焼き菓子店との“二足のわらじ”に挑戦中。
富山で月に1回開催される「転勤族ママ交流会」の運営担当。
生粋の富山男子である夫、3歳と0歳の娘たち、甘ったれ茶トラ猫と暮らしています。

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