はじめまして、まいたけと申します。夫の転勤に伴い、2015年から中国・上海で暮らしています。
海外でのお部屋探しは、土地勘もないまま、いついつまでに部屋を決めなくては!といった状況で部屋を探す方が多いかと思います。
今回は、私が部屋探しをした時に気づいた点や日本とは違うと感じたところを簡単にですがお伝えしたいと思います。
内見の際はメモの用意を
たくさんの部屋を見ると、記憶が曖昧になるもの。日本ではプリントアウトした間取り図を頂いたりしますが、上海では内見する部屋の間取り図の用意がそもそもない場合も。携帯で写真を撮るだけでなく、マンション名と部屋番号、間取りや気になる点など書き留めるメモを用意することをお勧めします。契約に移る際、修理してほしい箇所や大家さんに必要なもののリクエストをする際に役立ちますよ。
家具家電は備え付け、必要なものは大家さんと交渉
中国で部屋を借りる場合、部屋ごとに大家さんがいるので、同じマンションでも部屋によって内装も家賃の値段も異なります。契約は、基本一年単位です(半年契約もあり。数ヵ月単位ももちろん可能ですが、大家さんと要相談。)。
また、日本の賃貸物件と違い、中国の物件には家具・家電がついています。これらは、大家さんが用意してくれるのですが、「必要なものは揃えるからなんでも言って」という太っ腹な大家さんもいれば、古くて薄汚れたソファがそのままなど、なんとなく買い替えてくれなそうな大家さんもいます。どこまで大家さんにお願いしていいのかわからないと思われるかもしれませんが、必要なものを書き出して優先順位をつけてみてください。契約交渉の時に、不動産屋さんを通して大家さんに必要なものと優先順位を伝えます。すでに部屋に備え付けてあるものでも、買い替えてほしい物があれば希望を伝えてみましょう(ここで、メモが役立ちます)。あとは、大家さんがどこまで了承してくれるかです。
頼りになる不動産屋さん
上海で生活をしていると、日本では考えられないほど頻繁に不動産屋さんにお世話になります。例えば、住み始めた時に、大家さんに代わって必要な電化製品を購入し届けくれたりもしますし、上海のマンションで頻繁に起こる、壊れた、外れた、水漏れした等のトラブル時に対応してくれるのも不動産屋さんです。
いかがでしたでしょうか?中国では、大家さんが家具・家電を用意してくれますが、海外から引っ越すものにとってはありがたいシステムだと思います。快適に過ごせる部屋が見つかるといいですね。
~記事はあくまでも一例です。tenkin-noteは、転勤族の転勤が「転機」に、そして楽しい転勤生活になるよう応援しています。~
写真・文:まいたけ/主婦
*まいたけプロフィール:夫の転勤に伴い、2015年から中国・上海で暮らしています。趣味は温泉と美術鑑賞。夢は、老後、夫と温泉のある海鮮がおいしい所に住むこと。住んでいる中国のこと、中国人のことをもっと知りたくて、現在は中国語を勉強中。