関東育ちの転勤妻が、雪国県民になって早3年が過ぎました。転入してからの2年は雪も少なく(それでも必死です笑)雪生活をナントカ過ごしていました。2017年暮れからシツコイくらい降雪が続き「そうだ、そうだ、ここは雪国だった…」と毎日諦めモードですが…それでも周りを見渡して感じる事は、辞令が出てから「必死に探した物件が、雪国生活を楽にしている」と思っています。
今回は「雪国生活/家探し編」をお届けします。
一軒家じゃダメだ!
雪国に転勤と聞いた時に真っ先に思ったこと。それは「一軒家じゃダメだ!」。
実は関東マンション居住時「子どもも大きくなったし(小学校中学年)、次は一軒家を借りようか…」と話していたからです。雪生活が初めての私に“屋根の雪をおろす作業は絶対無理!”と思いました。子どもの雪道登下校も心配なので、小学校近くのマンションを借りよう!と決めて、物件探しをスタートしました。今までの経験で地方の大都市ならば物件は選び放題でしたが、探せど探せど希望物件には巡り合えません。引越業者からは「荷出日はいつですか?」、小学校からは「学校は決まりましたか?」と催促の日々で、ノイローゼになりそうな毎日でした。なぜこんなにも希望マンション物件に出会えないのか…。
答えは「赴任先は、持ち家率上位県」だったのです。地元の方は、“賃貸マンション住まいなんて不経済!若いうちから家を建ててしまおう!”と考える県民性だったのです。
我が家の引越し希望物件はこれ!
今回の家探しにおいて我が家が希望する重要ポイントが「分譲マンション」でした。雪国仕様に造られていて、寒さに強く保温性あり!冬生活を暖かく過ごせるようになっています。
◎良い点
- 管理人が常駐している
- 住人はほぼ土地の人で永住される方が多い
- 地域情報(子供会、地区運動会、お祭りなど)が入手しやすい
よって顔見知りが増える事で、新しい環境に早く慣れる利点もあり
◎良い点として、特に雪国では
- 家周りを雪かきしなくても生活できる
- 駐車場には融雪装置が完備されているので、数センチ程度ならば雪かき不要
現在居住中の物件は?
諦めずに探した結果、希望物件に巡り合えました。小学校に近く、分譲マンション1F、屋根付き駐車場です。玄関前は道路に面しているので、戸建て雰囲気もありますが雪かきは必要です。車で移動が必須の雪国生活、降雪が多い今年は屋根付き駐車場で良かったと毎日安堵しています。屋根が無いと車全体がすっぽりと雪に隠れてしまい、出発前に一汗かきます。雪国生活を始めるならば、融雪装置付き、屋根付き駐車場がおススメです。
いかがでしたか?
転勤族は永住出来ない代わりに、様々なタイプの家に住むことが出来ますよね。老後定住した際に住みやすい設備やレイアウトなど、今経験ししている事がきっと役に立つと思います。お気に入りの物件が見つかるまで、諦めずに頑張りましょうね。
~記事はあくまでも一例です。tenkin-noteは、転勤族の転勤が「転機」に、そして楽しい転勤生活になるよう応援しています。~
文:おりた みゆき / 転勤妻&ママ/飾り巻き寿司講師
※おりた みゆきプロフィール:「家族仲良く!」がモットーの全国転勤組、1人っ子のママです。夫の定年も残約10年、老後の生活も考え始めるお年頃・・・
自分自身のコミュニティーを広げるために「飾り巻き寿司講師」になり社会・地域との繋がりが出来た事で、転勤生活を楽しんでいます。