【開催報告】5月「転勤族ママ交流会」 keyword:〈自然保育〉

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みなさんは引っ越し先で出会う景色や自然に、心ときめくことはありますか?
地元の人にとっては“当たり前のもの”を、“特別なもの”と感じることができるのは、外から来た者の特権なのでは?と思っています。


例年になく、パッとしない天気が多かった5月の富山ですが、
県内あちこちで田植えをする様子が見られました。


富山の人にとっては当たり前の風景かもしれないですが、
東京から来た私にとっては、水の張った田んぼに立山連峰が映っている景色は、
「生きているうちに見ておきたい絶景〇〇選!」のランキング上位に入るぐらいの美しさ。


毎年、カエルの声と、土と水が混ざったにおいがしてくると、
あぁ、今年もまたこの季節がやってきた!と大喜びしています。
田植えの季節が大好きなのです。



さて、毎月開催している「転勤族ママ交流会」。5月は、自然保育について知りたい!という転勤ママの声から、ご自身も自然保育を実践され、自然保育施設の運営にも携わっているという米山愛さんをゲストに迎え、富山での自然保育についてお話を伺ってみました!


米山さん

せっかく自然豊かな富山にいるなら、子どもを自然に触れさせたい!自然の中で遊び、学ぶ体験をさせてあげたい!そんなふうに思うママもたくさんいるのではないでしょうか?


ゲストの米山さんも、「子育てをするなら、富山で!」と、結婚後Uターンしてきたそう。
自然保育を行う「富山森のこども園」と出会い、今では2人の娘さんと一緒に週1回の「ようちえん部」の活動に参加されています。
また、「せんだんのHILL」というコミュニティ施設で富山森のこども園が主催する、「森の園舎」の運営にも携わっています。


「ようちえん部」には、親も子も一緒に参加します。
森に入って、お散歩したり工作をしたり。お昼ご飯は持ち寄った具材でみそ汁を作り、お弁当を広げてみんなで食べて。
お話を聞いているだけで、ワクワクしてきませんか?参加者のみなさんも興味津々。
「体験参加はできるんですか?」「雨が降ったときは?」などなどたくさん質問も出てきましたよ。


「私自身は虫も嫌いだし、雨もイヤなので、子どもたちが遊んでいるのを遠くから眺めていることもあります(笑)」という米山さんの飾らない雰囲気も素敵でした。
お話を聞いたママからも、近いうちに参加します!という声が出るくらい、自然保育へのハードルが下がったのではないでしょうか?



富山だけでなく全国各地に、親子参加型や預かり型、週末イベントを開催している自然保育活動があります。気になる方は、「自然保育」や「森のようちえん」などのキーワードで検索してみてくださいね。


転勤ママ会5月

今回は、初めて参加の方も3組。なんと、4月に転勤してきたばかりという方もいらっしゃいました!様々な情報の中から、この「転勤族ママ交流会」にたどり着いてくれてありがとうございます!


自然保育のこと以外にも、お仕事探しのお悩みだったり、幼稚園探しのことだったり、お話が尽きない2時間となりました。


5月のテーマは参加者の方からの、「自然保育の情報ください!」という声から始まった企画。みなさんもぜひ、こんなことが知りたい!こんな方のお話を聞きたい!ということがあれば、どんどん言ってみてくださいね。


もちろん、特にテーマを設けず、ゆるっとお話しする会もあります。お悩み聞いてほしい~!というときは、参加者のみなさんで気持ちと情報をシェアしましょう♪


次回は6月22日(火)10時~の開催予定です。
はじめましての方、お久しぶりの方、いつも参加してくださる方、みなさんのご参加をお待ちしております。


文:あずま るに / ライター / 焼き菓子のお店única(ウニカ)店主


※あずま るにプロフィール:東京出身。お菓子作りの夢を追って富山に来たのが6年前。農家でのお菓子作り、富山県移住相談員を経て、第一子の育休中にフリーライターに転身することを決意。店舗を持たない小さな焼き菓子店との“二足のわらじ”に挑戦中。
富山で月に1回開催される「転勤族ママ交流会」の運営担当。
生粋の富山男子である夫、1歳の娘、甘ったれ茶トラ猫と暮らしています。

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