富山県に転勤辞令が出た転勤族ママ、そして現在富山市に住むママとして、前編では、生活編と道路状況編として題して、くらし全般のことをお届けしました。後編は、子連れでの雪国転勤はどうなのか?私の体験を通してお伝えします。
■参考:雪国に転勤!雪国育ちでない転勤族ママが体験をお届け![前編]
学校編
我が家には小学生がいます。もちろん雪道登校は初めての事。探す物件は「学校に近い事」が第一優先でした。持ち家率上位の富山県では、なかなか希望物件には巡り合えず焦っていましたが、引越し2週間前になり運良く学校まで5分の物件に出会えたことで一安心。こちらの学校は長靴がはいる下駄箱があり、レインコートをかけられるフックなど、雪登校のグッズ収納が完備されています。
冬が近づくにつれ靴捜しを始めました。関東では見たことのない長靴のラインナップ、ハイカットのスニーカー、靴裏には凍った道でも安全に歩けるように金具付。
転勤初年度は、何をどの位準備したら良いのか分からず、なかなか乾かないだろうとの予測で長靴・スノーブーツ2足・ハイカットスニーカー2足と合計5足も用意していまいました。子どもの足はすぐ大きくなってしまうので、「雪国生活はお金がかかるな~」と思っていました。1シーズン過ごし履いたのは「長靴とスノーブーツ2足のみ」。しかもスノーブーツは毎晩ヒーター前に置き乾かして使うので1足あれば良いと聞いたのは春先でした…。
そして極めつけは、雪予報がでても学校からのお便りは一切きません。なぜなら雪ごときでは休校にはならないからです。※大雪はもちろん電話などで休校のお知らせがきます。グランドには小山があり、休み時間にはソリの貸し出しがあるので子どもは楽しみに登校しています。
保育園(幼稚園)編
富山では、働くママが多いので、保育園へ行くママが多いです。保育園のママに聞いたところ、雪が降り始めると、以下を用意して、使用すると毎日持ち帰り乾かして持っていくとのこと。
持ち物リスト
- スキーウェアー(つなぎでも可)
- 手袋(毛糸のものは不可)
- 帽子
- 長靴
- 濡れても平気なナイロンバック
保育園遊びも、ペットボトルに雪を詰めてままごと遊びなど、遊びの幅が広がるようです。目の前に雪があるのに、遊ばないなんてことは、子どもには難しいですもんね。雪も1つの素材なのですね!
どうでしたか?雪は寒くて大変そうかもしれませんが、雪があることで、遊びや学びの幅も広がります。せっかく雪国にきたのだから、雪国生活を楽しんでみてくださいね。運転には十分気を付けて!
~記事はあくまでも一例です。tenkin-noteは、転勤族の転勤が「転機」に、そして楽しい転勤生活になるよう応援しています。~
文:おりたみゆき/転勤妻&ママ・飾り巻き寿司講師
※おりたみゆきプロフィール:「家族仲良く!」がモットーの全国転勤組、1人っ子のママです。夫の定年も残約10年、老後の生活も考え始めるお年頃・・・自分自身のコミュニティーを広げるために「飾り巻き寿司講師」になり社会・地域との繋がりが出来た事で、転勤生活を楽しんでいます。