転勤妻の皆さん、お仕事について悩んだ経験はありませんか?
筆者の私は結婚後、転勤族の妻となったことで正社員からパートタイムへ雇用形態を変えて転勤に帯同していました。その後第一子を出産後専業主婦に。三度の出産を終えると、気付けばブランクは6年近くになっていました。
「まだ幼い子ども達を育てながら、一体いつになったら仕事ができるようになるのだろう・・」と不安な気持ちが募る日々・・・。
そしていざ、働こう!と思った時、久しぶりすぎてなにから始めてよいか分からず慌ててしまいました。
ハローワーク?ネットで探す?転勤族で子どもも小さいのに面接してもらえる会社があるの!?とまた別の不安が押し寄せてきたものです・・・
ところがある時小さな一歩を踏み出したことで、転勤族でも小さな子どもがいても、意外とできるお仕事があることを知りました。
今回は転勤族がお仕事を始めたいとき、特に”久しぶりの就職活動を考えている方”に向けたお仕事探しの場所をご紹介します。
インターン制度を活用する
従来は就活前の学生向けだったインターン。今、社会人向けにインターンシップを行っている企業が増えているのをご存知でしょうか?
私の小さな一歩はココから始まりました。転勤族ママ会を通じて出会った方から「利用してみない?」と教えてもらい、実際にインターンに申し込んでみたのです。
利用したのは、年齢や性別を問わず登録できる「キャリターン」というインターンシップマッチングサイト。(キャリターンについてはこちら)
久しぶりのお仕事スタートとなると、採用されても続けられるのかな?という不安は、多くの方が持つのではないのでしょうか。特に私の場合、長いこと社会に出て働いていなかったので、自信もなければ実績もなく・・
面接時に社風やお仕事内容は聞けても、実際に働いてみないと分からない部分はどうしてもありますよね。
まずはインターン先の職場の雰囲気や、お仕事内容を実際に確かめてみて、働けそう!と思ったら具体的な面接に進む、という流れはとても安心感がありました。
インターン後、詳しいお仕事内容を確認・打合せして無事契約!となった時はすごくホッとしたことを覚えています。(業務委託として契約しました)
この他にも「転勤妻がお仕事を探す時に便利そうだな」「私も利用してみようかな?」と思った方法がいくつかありました。
派遣会社へ登録
意外と多いのが、派遣会社に登録しているという転勤族妻です。契約期間があらかじめ決まっている・短期間契約のお仕事がある、といったところが選ばれる理由なのでしょうか?
転勤族であること、小さなお子さんがいることなどを登録の際に伝えておくと、その点を考慮しながら派遣先を紹介してもらえるようです。
まずは、登録してみる。この一歩を踏み出すことができればお仕事スタートまでの道のりは案外スムーズかもしれませんね。
意外と親身!移住者窓口に相談する
UターンやIターンなどで他県から移住した人にその地域のことや暮らしについてサポートしてくれるのが、「移住者窓口」です。
この移住者窓口、転勤族でも利用可能な自治体が多い事をご存知でしょうか?
土地勘のない場所での暮らしのお悩みから、お仕事の相談までさまざまなサポート受けることが可能です。
まずは気軽に、転入してきたことを伝えることがお仕事探しのきっかけになるかもしれませんね。
私も次の転勤が決まったら、ぜひ利用してみようと思っています。
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働き方に迷うことの多い転勤妻ですが、今はさまざまなサポートを受けながらお仕事探しができるようです。
環境が変わっても、いろいろな仕事の探し方があることを知っていれば、次の土地でも一歩を踏みだせるかもしれません。あなたが働きたい!と思った時が働き時。転勤妻の皆さんが、その時々のライフスタイルに合ったお仕事に出会えますように!
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~記事はあくまでも一例です。tenkin-noteは、転勤族の転勤が「転機」に、そして楽しい転勤生活になるよう応援しています。~
文:渋田ゆうこ/ライター
※渋田ゆうこプロフィール:1歳から小学生まで3人の子育てをしながら、ライターとして活動中。
結婚後、10年で7回の引っ越し経験アリ。得意なことは断捨離です。