仕事を続けるという選択も可能に!転勤族の妻も働きやすくなった3つの理由とは

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働き方

一昔前の転勤族の妻の働き方といえば、引越のたびに仕事を辞め、引越先で新しい仕事を探すのが一般的だったように思います。しかし時代が変わり、住む場所や住む期間が定まらない転勤族の妻も、ずいぶん働きやすくなりました。


多様な働き方が可能になってきた時代の追い風を感じ、夫の転勤があっても新しい仕事を見つけられる妻、仕事を続けられる妻を目指してみませんか?



インターネットで仕事を見つけたり、続けたりしやすくなった!


インターネット

今、インターネットさえつながれば仕事の場所は問わないような仕事は豊富にあります。例えば、クラウドソーシングのサイトに登録して自分ができる仕事を請け負うこともできますし、自分の手作り品や家庭内の不要なものを気軽に出品・販売して収入を得ることもできます。インターネットのおかげで在宅でもできる仕事の幅は広がり、新しい仕事を見つけたり、一度始めた仕事を続けやすくもなりました。



自分のスキルを活かしてやりがいのある仕事をすることもできるようになった!


スキル

転勤族の妻は、次の引越の可能性を考えて役割や責任が限定された有期雇用の形態で働くことを選択することも多いと思います。でも、結婚前まで正社員でバリバリ働いていた妻だと、それでは働く意欲やスキルを持て余してしまうことも。最近ではそんなハイスキルな妻向けに時短やリモートワーク(※)でもスキルを活かして働ける仕事を紹介するサイトが登場したり、ハイスキルな妻が集まって企業から仕事を受注して分担して遂行するなど、自分だからこそできる仕事で一層やりがいを感じながら働く妻たちの事例も目にするようになりました。


※リモートワーク・・・在籍する会社のオフィスに出社するのではなく、自宅やレンタルオフィスなど会社から離れた場所で仕事をする働き方



個人で仕事を請け負うフリーランスとして働くことが一般的になってきた!


フリーランス

「フリーランス実態調査2017」によると、日本のフリーランスは1,122万人、人口の17%がフリーランスです(専業のフリーランスだけではなく、副業・複業・自営業者を含む)。そしてフリーランスは今後増え続けていくと見込まれています。企業に雇用されるのではなく、個人で仕事を請け負い、場所や時間にとらわれることなく働くフリーランスは、転勤族の妻に合った働き方と言えるかもしれません。


30年程前、私の母は父の転勤についていきながら行く先々で全く異なるパートの仕事をしていました。通勤圏内で、希望の勤務時間で、自分にできる仕事を新しく探すとなると毎回大変だったのではと思います。今後、私も夫の転勤についていく可能性がありますが、インターネットで在宅でもできる仕事を探しやすくなったり、場所が変わっても今の仕事を継続しやすくなった分、夫の転勤が決まる=妻は仕事を辞めるという感覚は一昔前に比べて薄れているように感じています。


テレビや新聞でよく見る「働き方改革」。転勤族の妻だからこそ新しい働き方に挑戦してみるのもいいのではないでしょうか?次回は、フリーランスとして働くということについて私が実感していることも含めながらお伝えしたいと思います。


~記事はあくまでも一例です。tenkin-noteは、転勤族の転勤が「転機」に、そして楽しい転勤生活になるよう応援しています。~


参考:フリーランス実態調査2017(ランサーズ株式会社)


文:なかむらたまえ/ママを笑顔にしたいママキャリアカウンセラー


※なかむらたまえプロフィール:秋田出身、東京在住。幼い頃から父の転勤についていき、結婚した夫も海外駐在可能性あり。採用・就職・転職・キャリア関連分野でいろいろな仕事を経験し、最近はフリーランスでママ向けキャリアカウンセラーも。第二子妊娠中。モットーは「今を楽しむ!!」

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