テン子ちゃんの「教えてセンパイ!」 ~転勤家族の里帰り出産~

総合評価: 4.035 件のレビュー)
テン子ちゃん:
「センパイ!先日、お腹に赤ちゃんがいることがわかりました!
これから先輩ママとして色々と教えてください」

 

まいセンパイ:
「テン子ちゃんおめでとう!赤ちゃんに会えるのが楽しみだね♪
でも、初めての妊娠出産だから分からないことも多いよね・・何か不安なこと、困っていることはある?」

 

 

 

テン子ちゃん:
「それが・・今まさに悩んでいて・・実家も遠いし、里帰り出産した方がいいんでしょうか?

 



まいセンパイ:
「私も初産の時は、里帰りするかすごく悩んだよ。結果、里帰り出産にしたんだけど、その時のことを少し話すね。参考になるといいな!」

 

 

 

※転勤帯同初心者のテン子ちゃんが、素朴な疑問をセンパイに相談するという新シリーズです。とやま転勤族コミュニティE-TENKI/転勤族ママ会でよくあがる話題をとりあげていきます。

~転勤族のセンパイ まいさんのお話~


第一子を妊娠したのは、転勤族の夫と結婚して数年たった頃。実家の隣県に住んでいたころだったな。
初めて産婦人科で妊婦検診を受けた時、担当の先生から「ご実家が離れているようですが、里帰り出産を希望されますか?」と聞かれて戸惑ったことを今でも覚えてる。

というのもね、出産直前まで仕事を続けたいし、初めての子育ては夫と二人で挑戦したいと思っていたから里帰り出産は少しも考えていなかったんだ。

 

なぜ里帰り出産することに?


私自身が初産ということと、両家にとっても初孫だったの。夫をはじめ両家の両親からの強い勧めがあって最終的には里帰りすることを決めたんだ。

思った以上に、妊娠後の体調の変化が大きかったことも理由の一つかな。
妊娠前と同じように仕事を続けていたら、一時は切迫早産で入院が必要になるかも、という状態になってしまって・・
仕事が忙しい夫にいざという時頼れなかったらどうしよう?という不安が、日に日に大きくなってきたの。

 

里帰り出産してよかったことは?


久しぶりに実家でゆっくり過ごす時間が、今となっては貴重だったな~
出産後はとてもそんな余裕はなく(笑)ゆっくり散歩したり、実家の母と出産準備の買い物に出かけたり、少し思い出作りの期間になったよ!

あとは、出産予定日が近づいてきたら「いつ陣痛が始まる!?」「破水したらどうしよう?」ってそわそわしてばかりだったから、いつでも頼れる人が近くにいるという安心感は大きかった!

実際、破水した時はすぐに実家の母を呼んで病院に連れて行ってもらったよ。突然のことで驚いたし、破水したら動き回ることができなくて(動くとどんどん羊水が出てきて服も床も濡れちゃいます)きっと一人ではあたふたしただろうから、すごく助かったな~。

産後は身体中あちこちが痛くて、むくんで足はパンパン、慣れない授乳と抱っこで腱鞘炎になりかけたり・・

そんなボロボロの状態の時、実家の皆に赤ちゃんの抱っこを変わってもらったり、家事もせずゆっくり休んだりして、肉体的にも精神的にも支えてもらえて良かったと思うよ。

 

大変だったことも・・


実家にはたくさんフォローしてもらえた里帰りだったけれど、予想外に大変なこともあったんだよ。

当たり前だけど、実家とはいえ、今は結婚して離れて暮らしているから生活スタイルが違うことに戸惑いはあったかな。ちょっと勝手が違う、というか・・・
自分が生まれ育った家だけど、自分の暮らす家ではない。自由気ままにはいられない所に少し窮屈さがあったかな~(もちろん個人差があると思います!)

そして私の場合だけど、冬場の実家は寒かった!(笑)
割と築年数のたったご実家の方は、里帰りの時期も考慮して決めるといいよ。
授乳の時とかシャワーが、本当に寒くて辛かった・・

でも、良かったことも予想外だったことも含めて経験出来たから、2人目3人目の出産では(里帰りするか)どうするか割とすんなり決まったよ。

ちなみに、よく「里帰りすると、産まれたての赤ちゃんに会えないパパが育児を自分ごとにできにくい」って話もきくけど、私の場合は特にデメリットには感じなかったな。

里帰りしてからも子育ては続いていくから、自分ごとにする機会はたくさんあるし、今はオンラインで赤ちゃんの様子も見られる!工夫すればパパもきっと、実感することは出来ると思うよ。
私としては、里帰り出産を選んで後悔はなかった!

 

里帰り出産を迷っている転勤妻へアドバイス


もし近くに頼れる人が少ないことで、初めての妊娠・出産に不安を感じているなら、里帰り出産を選んでみてはいかがでしょうか。

たとえ里帰りしなくても、行政サービスや民間サービスを事前に調べておくことは大切です。いざという時、どの様なサポートを受けられるのか、出産前にご主人と話し合ってみて下さいね。

 

~記事はあくまでも一例です。tenkin-noteは、転勤族の転勤が「転機」に、そして楽しい転勤生活になるよう応援しています。~

 

 

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